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カイロの現状
国民が安心してカイロプラクティックの治療が受けられるためには
我が国では誰でも看板を掲げて、「カイロプラクティックと称する行為」を行なうことが出来ます。
それゆえに、日本では自称カイロプラクターと正規の教育(国際基準)を受けてカイロプラクティックを業務としている人との区別が困難です。
本来のカイロプラクティックの名誉を守り、国民の健康に寄与するためには、その違いを明確にする事が関係者の急務で、自称カイロプラクターによる事故、批判を無くさなければなりません。
その様な我が国の現状の中で、国際基準の学位はその保持者がカイロプラクティックを安全かつ有効に行なう知識と技術が有ることを、正規に、そして客観的に証明する国際的な証明でもあるのです。
カイロプラクティックの世界と日本の現状
現在、カイロプラクティックは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、スイス、などはじめとして、30カ国以上で法制化され、国際基準のカイロプラクティック大学は世界に36校存在し、その卒業生は1998年現在、アメリカに約65、000名、全世界では約90、000名居ます。
日本では国際基準の大学卒業者とカイロプラクティック標準化コース(CSC)終了の学位保持者を含めると約300名居ます。
世界カイロプラクティック連合(WFC)とJACの役割
WFCは2001年現在、77カ国が加盟し、日本の代表団体はJAC(正会員数=164名)で、会員数は77か国中12番目です。
JACの正会員の資格は国際基準の大学卒業者かCSCを終了して学位を得ている者であり、国際基準の大学の学生はJACの学生会員になれます。
なお、JACの規約は倫理規定を設けており、素人にカイロプラクティックのテクニックを教えた会員は除名の対象になります。
WFCはその国の特殊性を尊重しながら世界各国のカイロプラクティックが共通のアイディンティティを持つよう、教育や業務基準を明確にしています。
教育はカイロプラクティック教育評議会(CCE)承認が基準で、業務基準は各国の共通基準として1999年ニュージーランドの総会で一般向け定義を採択しました。
今年のパリ総会では、「カイロプラクティックは、薬物・外科を使わず、自然治癒力を重視したヘルスケアである」との立場を明確にしました。
そしてカイロプラクティックの業務は「構造(特に脊椎)と機能(神経系の調和による)の関係が健康回復、予防にどの様に影響を持つかに焦点を当て、またカイロプラクターは患者の為なら、他のヘルスケア業務の人々と協力する必要性を認識する」との定義が、採択されました。
さらにWFCは、これまでに日本を始め、未法制化国でカイロプラクティックの名称が何の規制が無いまま使用されてきたことは、その国の国民の健康とカイロプラクティックの名誉に反すると認め、カイロプラクティック、カイロプラクターの名称の使用基準を次のように正式に決めました。
ここをクリックしますと, カイロプラクターの名称の使用基準に行きます。
2003年10月現在の海外カイロプラクティック大学数
アメリカ:17校(来年2校増える予定) メキシコ: 1校
ブラジル: 2校 カナダ : 2校 イギリス: 4校
フランス: 1校 デンマーク:1校 オーストラリア: 3校
日 本 : 1校 南アフリカ:2校 スエーデン : 1校
ニュージーランド:1校
CCEとはカイロプラクティック教育審議会のこと
CCCI(国際カイロプラクティック教育審議会)の基に世界中の4つの地域にカイロプラクティック教育機関にアクレディテーション(認定)を出す教育認定機関として存在している。
CCE-US(アメリカ合衆国)
CCEC (カナダ)
ECCE (ヨーロッパ)
CCEA (オーストラリア地域)
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